ちょっとした話
恋とかってある意味、世界探求に近いような気がする。
あの人の世界を知りたいとか……
でも、他人の世界を知りたいというのは、別に異性に対してのみ表れるわけじゃなくて。
それに、そういう思いを持ったから恋にすぐ直結するわけでもない……
ここらへんってどうしてなんだろうと思う。
なぜ、同じクラスのBさんや友達のCくんの世界を知りたいと思っているのに、それは恋じゃないのだろうか。
まあ、前提自体が間違っているということはありうる。というか、その可能性は高い。
でも、僕達は恋をするとその人のすべてを知りたくなってくるのだから、あながち間違ってはいないように思えるのだ。
では、この差異性はどこで表れるのだろうか?
ちょっと話は、ずれて、もともと、僕らは世界への探究心を持っていて、一応あらゆる人に向けているのではないだろうかと思ったり。
なので、世界への探究心は恋に限ったものではないとなると……
なぜ、恋が世界探求に近いものに感じられるのかというと、恋というものが1−1のみによって行われる行為だから、より深い物になりやすいのではないだろうかとも考えられる。
友達は複数いるけれども、恋の相手というものは一人だけである(関係性が終わるまで)
なので、世界探求もより親密なものにしようと思うと考えられる。
つまり、BさんやCくんに対する世界探求の欲求は多くの人に向けられた一般性のある欲求であり、Aさんに対する世界探求の欲求はよりスペシャルなものであるから、Bさん・Cくんのは恋じゃないということなんじゃないだろうか。
うーん、よく分からなくなってきた。最初の疑問にちゃんと答えられていないし……
この項続く予定。いつになるか分からないけど。