もう、この日記を見ている人は誰も居ないだろうけど

僕が参加させていただいているサークルAlicematicが明日(5月28日)に行われる杜の奇跡9に参加します。

それに関して、本の宣伝を書いてもらいました(笑) 


「いやー、こんな所で出番がでるとは思わなかったねー。一生懸命、宣伝しないとね。次の出番はないかもしれないんだから」
「お兄ちゃん、そんなしょうもない弱小サークルの宣伝依頼なんて受けないでよ〜」
「そうも言ってられなくてさ。今月、美少女ゲーム買いすぎて、生活費がちょっち微妙なんだ。この原稿を書けば千円もらえるそうで……」
「はー、何やってんだか。たまには、あたしに服買ってよー」
「じゃ、宣伝行きます!」
「無視かよ! 逝ってよし!」


1 Alicematicについて
「ねえ、Alicematicってどんなサークルなの? どんなジャンルをやってるの?」

「よくぞ、聞いてくれた。と言いたいところだが、俺も良くはしらない」

「へっ? 駄目じゃん! 何やってんのよ」

「ちょっと、ファイティングポーズをとるのはやめてくれないか? 冗談に向かって……
Alicematicは基本メンバーが二人の創作系サークルだ」

「創作系? 今の時代には自殺行為じゃない? ちょっと、その人達大丈夫なの?」

「それは言いたい気持ちでいっぱいだが、彼らもばかじゃないだろう。 きっと、大丈夫だ。それにすごいことじゃないか! わざわざ、不利な戦いをするなんて
このあえて、不利な場所で闘おうとするダメダメ精神をぜひ見て欲しい! 
君はこの無残さに一縷の涙を流すことであろう」

「意味分からなすぎ……」


2 当日のスペースと持っていくもの

「スペースはどこなの? 本はどんなの持っていくの?」

「スペース番号はG-08だね。持っていく本は3種類。
なんと、Alicematic以前に作った本も持っていきます! まあ、メンバー変わっていないようだけど。
それを二種類と、あとはリタりんですね」

「ふーん。内容が気になるわね」

「それは3で」


3 本について語るですぅ〜

「本をもらってきたんで、一緒に読もう」

「あら、リタりんしかないわね。まったく気がきかないサークルね」

「まあまあ。それじゃ、読むね」

 そして、1時間後。

「ちょっと、同人誌としてはページ厚くない?」

「そうかい? 小説系ならそれくらいのページ数は普通だよ? まあ、初めての本としては厚いほうかもしれないけど。だって、146ページだもんなー」

「うわっ、けっこういってるのね。いろいろな人が書いているようだし。それじゃ、感想いきますかにゃ?
まず、この本のいいところは表紙ね。この表紙はそうそう描けるもんじゃないわ。
かわいいツインテールの子と黒髪の子。うーん、かわいい女の子って最高ね。
で、この本のいいところは表紙だけだから」

「ちょっ…… 待ってくれよ〜。確かに表紙は良いけれども、それだけじゃないでしょ。
中身についても語ろうよ」

「分かったわよ。じゃ、イラストギャラリーね」

「イラストギャラリーは、なんとあのTwinight の干支神一夜さんが描いてくれてます! 彼の絵はすごいよ! ちゃんとゴスロリ的なものが描けている。キャラのかわいらしさもある! なかなかできることじゃない」

「うーん、おおげさじゃない? でも、すごいわね。実力はアリアリね」

「彼の同人デビュー(厳密にいうとそうじゃないみたいですが)であるここは要チェックや!」

「安易なパクリは使わない。で、漫画行くわよ」

「はい…… まず、最初は、うり紅子さんの「SNOW 雪」ですね。これはほのぼの作品だと思います。ちょっとほんわかしたい時に読むのがいい感じだと」

「うーん、確かに。絵本みたいな感じよね。絵柄も萌え系とは違った意味でかわいい感じだし」

「それは言えるかも。で次、寿退社さんの「片桐祥子の前途多難な日々」。うーん、どたばた系の系譜を継いでいるよね。漫画パートでは一番絵が上手いかも? 落ち込んでいる主人公を励まそうとする仲間たちの話なんだけど、キャラもそれなりにできていていい感じだよね。あの少ないページでよくやったと……」

「最後のオチも効いているしね。で、次の話の 八宮零さん「ある休日」。これはラブコメね。主人公の周りには悪魔と天使がいて、天使は主人公のことが好きなんだけど、悪魔にちょっかい出されちゃう主人公についつい攻撃をしかけちゃったりするのよ。
つまり、素直になれないのね。
ブコメが読みたい人はぜひといった感じね」


「小説パート逝きます。トップは文/パァシィ 挿絵/刻死の「ミッドナイト・カーニバル」
 これは、ふふふっ、ライトノベルでのギャンブル小説の系譜をまっとうに歩いてるよ。
はらはらさせる勝負! そして、ピンチからの大逆転!  うん、王道だね」

「確かに王道ね。刻死さんが描くイラストにも注目よ!」

「で、セカンドは文/蛸足梅膳 挿絵/セリ睦月の「月とネコミミ
これはこの本一番の注目作品です。普段はSF書きの蛸足梅膳がライトノベルを書いた。それだけでもすごいのに、これがちゃんとした作品になっているんだわ。
かわいいねこ耳少女、そして彼女の出生にまつわる陰謀、そして、悲劇!」

「ラストは本当に悲劇的ね。読み終わったあと、「なんてかわいそうな子なの」と思っちゃったわ。途中の少年との幸せな日々が本当にほんわかした感じだったから、ますます…… イラストもかわいいねこ耳少女をちゃんと描けているし。
もう、絶対読むべきね。特に悲劇的な話を読みたい人は!」

「そんな宣伝していいのかなー。で、最後だけど、これはちょっと……」

「これって、小学生が国語の時間の課題で書いた「物語」よね?」

「小学生が女装少年とか出すわけないでしょ? そう思いたい気持ちは分かるけれども、現実を見なきゃ」

「ううう…… この作者は面白がって書いているんだろうけど……」

「これをあえて、他のひどいと言われている作品で表してみると何がでるだろう?」

リアル鬼ごっこかしら? 単行本版は文章がひどいと書いてあったし、話もけっこういい加減でつまらなかったし…… でも、山田悠介が持っている超発想がこの作者には無いのよね。話もいかにもB級ですって感じだし」

「文/桃乃花悠 挿絵/takt「スカートな僕」
この作品は、なたの感覚を色々な意味でめちゃくちゃにしてくれることでしょう。普通の作品が退屈だと思っているあなたには最適かもしれません。
あと、B級作品が好きな方にもお勧めかもしれません。
リアル鬼ごっこ買った人はぜひ読んでください!(話は全然関係ないけどな!)」

「で、以上で終わりね。
以上の良作・珍作を掲載しているリタりん。
値段はなんと、500円(400円になるかもしれません)です!
ちょっと高いかもしれないけれども、そんなのを越す面白さがあると思ってます。
みなさん、買ってください。お願いします」


「お願いします。当日いけない方はホームページでの通販もやってますのでよろしく」


以上でお終いです。

本当お願いします……