史上最強非モテ兵器

男性受難の時代 非モテ! (文春新書)

男性受難の時代 非モテ! (文春新書)読了!

なかなか面白かったです。

ただ、かなりうぐぅなことが書かれてまくっていますけど……
見るたびにへこみます('・ω・`)

一章、二章はもてや容姿に対する感じ方をベースにしたアンケートのデータの分析、解説となっています。
もてない・容姿が悪いと感じている人の多くが下層にいることを余儀なくされているとか、もてる・容姿がいいと感じている男性が女性を独占している(複数の異性と性体験が多い)などかなり衝撃的(喪男的には何を今さらって感じかもしれませんが)な内容となってました……
もてない人の希望の持てなさは無職の人に次ぐ高さで、希望のあるなしがいかに誰かに愛されるかどうかによって左右されるかということが示されています。


2章あとの非モテ男性のインタビューは非常に身につまされることが多くて泣きたくなりました……


3章は性格面から見たモテについてでした。

モテには容姿や経済力だけではなく性格やコミュニケーション能力なども関わっていて、さらに性格・コミュニケーション能力は就職などにも大きく関わっているようです。
一章の序盤で非正社員の人はモテないと感じている人が多いと書かれていましたが、ここでその一因が明らかになっています


3章あとの女性のインタビューにはがくぜんとさせられました。
これが今の女性の感覚だとしたら、僕がモテる(というより異性と付き合う)ことは一万年かかっても無理なんじゃないかなと思いますね……

心が折れます('・ω・`)


5章ではモテない人ほど友達の数が少ないと書いてありました。また、階層が低い人も友人の数が少ないとか……
これは友達が少ない→階層が低くなる→モテない→友人が……のネガティブスパイラルが起こっている可能性があると考えられます。

は〜、僕も友達少ないしね('・ω・`)


6章では女性誌の特集から見た女性意識の変化が書かれていました。


7章では弱者男性にも優しい社会をとの提言がなされていました。
男性の正社員優先化とか専業主夫の数を増やそうなどなど面白い案もありました。

う〜ん、世の中は非モテにとって厳しいものではありますが、何とかゆるくなってくれればなと思いますね。

そして、僕も死ぬまでには誰か好きになった人とお付き合いをしてみたいです('・ω・`)