津軽三味線を弾いてみたくもなるんだ


オーバードライヴ [DVD]


うん、けっこう面白いんだ、これ。


「おにいちゃん、もうちょっとまともなことを言えないの? 前回のレビューはだめだめだったでしょ」


妹は無視して、あらすじ


人気ユニットのゼロデシベル(ELTみたいなのを想像してください)のギター担当の限(柏原収史)は記者会見上でボーカルの美潮(鈴木蘭々)に首にされてしまう。
そして、マスコミの取材を避けるためにタクシーに乗ったら、何と青森津軽に連れて行かれてしまう。運転手の老人は津軽三味線の名手で弟子を探していて、時々、人をタクシーに乗せて
連れて行ってしまうらしい。
帰ろうと思う限だが、そこで老人の孫娘の晶(杏さゆり)に出会いひとめぼれをしてしまい、とりあえず津軽三味線の修行を始めるのだった……
はたして、限はどうなるか? ゼロデシベルに戻れるのか?


みたいな感じ……



演出にアニメーションが使われているところがあり面白かった。

それぞれの演技も中の上だったと思う。


話もコミカルで、三味線を使ってこれをやるかという感じ。

最後は三味線バトルだし。


しかし、これ、津軽三味線協会みたいなところに怒られないのかと。
まあ、現実の津軽三味線の名手が出演しているのでそんなことはないだろうが……


三味線ソングもそれなりにいい感じで。


もう少し注目されてもいい映画だと思ったり。
ヒカルの碁などの例を挙げるまでもなく、スポーツや芸術・芸能を描いた漫画が注目されるということは、新規参入者の増加に繋がるわけで。

まあ、あのB級的内容では注目されるのは厳しいかもしれないけど。
もう少し頑張ってもらいたかった。


ところで、僕は三味線のことはさっぱり分からない。
中学の音楽の時間に弾いたことがあったかなと思って、よく考えてみたら琴だった。
民謡も聞いたことがない。
しかし、この作品のよさは伝わってきた。はちゃめちゃストーリーだったのがよかったのかもしれない。


この作品の一生懸命三味線を練習する所や最後の三味線バトルを見て、何か津軽三味線もいいかなと思った方はそれなりにいるに違いない。


僕は弾きたくなりました……(影響うけすぎ)


津軽三味線、そこにはまだ僕らの知らないファンタジーがあるかもしれません。



参考というか、まともな感想を書いているサイトへのリンク


http://yaplog.jp/imagination/archive/252


http://eigasuki.ameblo.jp/entry-23bf9acb020750447abdc13ca0fe25c6.html